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鄭成功記念館

鄭成功は、父が中国の貿易商鄭芝龍、母が川内町の日本人女性で、7歳まで川内町で過ごしています。

指定地には成功が植えたと伝えられるナギの木が残り、隣接する観音堂には中国の船の守り神とされる?祖と随身(市指定文化財・昭和52年3月1日指定)が祭られています。また、近くの千里ヶ浜には鄭成功が生まれたとされる児誕石や、後年鄭成功の事績を記した鄭成功碑文などがあります。
さて、7歳で中国にわたった鄭成功は、やがて父鄭芝龍とともに当時清朝から攻められていた明朝を助け清朝に抵抗します。その後、鄭芝龍は清朝に投降しますが、鄭成功はその後も明朝を助け続けます。そして、反抗の拠点とするため、台湾を支配していたオランダ人を追い出し台湾を解放します。しかし、台湾を解放した翌年、鄭成功は若くして病に倒れました。

台湾解放の英雄として、鄭成功は現在も厚く信仰されています。

日本国内では、江戸時代に彼の生涯を素材とした近松門左衛門作の人形浄瑠璃「国性爺合戦」が人気を博し、広く一般に知られるようになりました。
【平戸市公式ホームページより抜粋】