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中野ジャンガラ

中野ジャンガラ

ジャンガラの語源については松浦家34代清(静山)の著書「甲子夜話」(県指定有形文化財・平成17年3月25日指定)に『「ジャン」ト云ハ、鉦ノ音、「グワラ」ト云ハ、腰鼓ノ声ナリ』と書かれています。また、イギリス商館長リチャード・コックスの日記にも記述が見られ、江戸時代初期にはすでに、奉納されていたことがわかっていますが、起源については定かではありません。一説には「朝鮮半島より伝わった」ともされています。

各神社仏閣に踊りを奉納し、雨乞いや五穀豊穣を祈願します。伝承されているのは城下組 (平戸・中野)、下組(宝亀・紐差・根獅子)、大下組(中津良・津吉・野子・大志々伎)の9地区です。城下組では中踊りが1人、下組・大下組では2人が中心になって踊るなど9地区で踊り・構成にはいくつかの違いがあります。

奉納は、8月の14日に野子・大志々伎、15日に宝亀・紐差・根獅子・中津良・津吉、16日に中野、18日に平戸の日程でそれぞれ実施されています。
【平戸市公式ホームページより抜粋】